1930年(昭和5年)の創業当初より、お客様の元で生産プロセスのみならず、環境への配慮とともに歩んで参りました。栗田機械製作所は、お客様に提供する機械と組織の運営の面から、3本のテーマを柱に取り組んでいきます。
省電力、省人化の機械の設計に努めます。既設の機械につきましてもご提案差し上げます。
例:餡製造工程におけるスクィーザーと真空脱水機の比較。PDF
従来から、工場、事務所の電力消費には配慮しておりましたが、2011年より新たに5ヶ年計画を設けまして、順次、次世代照明器機に入れ替えていきます。
これにより最終、照明による電力消費年間65,268KWhを14,400KWhまでに省電力化いたします。CO2削減は18,058(kg-CO2)/年となります。
営業車両と工事車両23台に関しても5ヶ年計画でガソリン車両(1500CC~1800CCクラス)からハイブリット車両へと切り替えて行きます。2015年にはすべてをハイブリット車両に変更。これによる5年後のCO2削減量は年間53.82tとなります。
カローラフィールダーから替えた場合削減できるCO2排出量
1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | |
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削減量(t) | 2.34t | 4.69t | 7.03t | 9.36t | 11.7t |
(年間約2万km走行 燃費モード10・15モードの80%で計算)
株式会社栗田機械製作所 実績
平成22年6月に1台入替 | カローラからプリウス | 11ヶ月目 | 2.145t | 削減中 |
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平成23年1月に1台入替 | ウィングロードからプリウス | 4カ月目 | 0.78t | 削減中 |
平成23年4月現在
栗田機械製作所は、お客様に対しオーバーホールの提案もさせていただきます。
当社のフィルタープレスであれば、50年60年動いたプレスであっても手をかければ、まだまだ動かせます。
当社の手動式の年代物を半自動に改良されてお使いいただいているお客様もおられます。
機械の引き取りをご希望されるお客様には、リサイクルを盛り込んだ回収の提案もさせていただきます。回収とリサイクルについて
機械製作において無駄のない様に配慮し、
リサイクルを心掛けております。
今後国内で引き取らせていただいた
リサイクルフィルタープレス本体をアジアの
環境保全に役立てる様配備していきます。
すでに当社のフィルタープレスは希少金属の回収や有害物質の除去に使用されております。対象となる有害化学物質は、RoHS規制の対象物質、鉛及びその化合物や六価クロムの化合物、カドミウム及びその化合物。環境管理物質の対象物質-Aに分類されるカドミウム及びその化合物、六価クロムの化合物、鉛及びその化合物水銀及びその化合物、ビス(トリブチルスズ)=オキシド(TBTO)、トリブチルスズ類(TBT類)及びトリフェニルスズ類(TPT類)環境管理物質の対象物質-B分類されるアンチモン及びその化合物、ヒ素及びその化合物、ベリリウム及びその化合物ビスマス及びその化合物、ニッケル及びその化合物、セレン及びその化合物、セレン及びその化合物、 マグネシウム銅及びその化合物、 を金及びその化合物、パラジウム及びその化合物、銀及びその化合物、鉛及びその化合物水銀及びその化合物、ビス(トリブチルスズ)=オキシド(TBTO)、トリブチルスズ類(TBT類)及びトリフェニルスズ類(TPT類)に関して、回収或いは除去の工程の一部をフィルタープレスが担っています。
製品製造ラインで使われる機械制作に関し、特に製品と接触する部分の部品調達に対し、RoHS規制の対象物質の対象物の不含を確認します。実験で使用したお客様のスラリーに関して、適切な処理をしております。